月間アーカイブ
こんにちは。
作業療法室です。
昨日、¨ほいの会¨で公共の施設を利用し、調理活動を行いましたので報告します。
ほいの会は、社会生活に必要なこと(住まい、買い物、貯金、調理、交通機関の利用、社会のマナー等)
を実践し、学んでいくグループです。
今回は、その中でも調理に着目し、生活に馴染みのあるカレーを作りました。
調理を行うにあたり、どんな材料がどれくらい必要で、様々なスーパーの広告を参考にし、予算も話し合い、買い出しまで患者様と一緒に行い、本番に臨んでいます。
事前に役割分担をしていましたが、各自で臨機応変に他の患者様の手伝いをしたり、先行して食器類を準備し、洗い物をしたりと率先して行動されていました。
班の方と協力し合い、肉や野菜の材料を切っています。
材料を炒めています。
ルーを細かく刻み、鍋に入れた時に溶けやすくしています。
時間を掛け、じっくりと煮込んでます。
作業中の様子です。
二班に分かれましたが、お互いの班で行き来し、様子を見に行ったり、助け合ったりと会話をしながら作業をしていました。
デザートでは腸に優しい、フルーツヨーグルトを作りました。
パックのヨーグルトとフルーツ缶を混ぜ合わせ、手軽に作ることができました。
カレーのトッピングとして目玉焼きも作りました。
皆さん、上手に焼き加減を気にしながら焼いていました。
目玉焼きをトッピングしたカレーの完成です。
皆で集まり美味しく頂きました。
患者様同士の会話も弾み、和やかな雰囲気でした。
協力し合って、作るカレーは絶品でした。
普段は見られない患者様の表情や様子を見ることができてスタッフ一同嬉しく思います。
片づけも全員で行い、あっという間に綺麗になりました。
ほいの会では調理を通し、作れるという自信の獲得に繋げたり、材料の物価を想定し、予算に応じて貯金をするなどの退院後の実生活に向けた取り組みをしています。
今後も経過を報告していきたいと思います。
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