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5月10日の水曜日に院内研修がありました。講師として、Meiji Seikaファルマ株式会社の加藤様に講義をしていただきました。
今回は「感染制御の基本」について行いました。
日々の業務の中ですべての体液は感染する可能性があることを前提に業務を行うことや、ケアを行う職員の感染予防策として手指衛生に関して行いました。普段何気なく行っている手洗いでも意外と洗えていない部分も多いことが分かりました。
普段通り手を洗った結果、手首の洗い残しが多くなることなど学びました。手指消毒も普段は流れ作業のように行う方も多いと思います。その場合、掌の消毒はできるが、指先の消毒までが出来ていないため、しっかりと指先まで消毒液を染み込ませることも重要であると学ぶことが出来ました。
また、環境面での感染予防としては手洗い場にドアを設置するとノブを感染した手で触ってしまうこともあるため、ドアの設置をしないことや、蛇口は捻るような蛇口ではなく、センサー式の水道にすると、感染した手で触る個所も少なくなり、感染予防になることなど学ぶことが出来ました。
病院だけでなく、施設などでもインフルエンザやノロウィルスなど様々な感染症があります。今回学んだことが出来ていれば感染の拡大を防ぐことも出来てくると感じました。日々の業務の中でも何気なく手を洗うのではなく、手首や指先までしっかりと洗浄することも徹底していきたいと思います。
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