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三芳病院ブログ

全国障害者スポーツ大会が10月に茨城県で開催されますが、卓球の精神障害の部に、当院精神科デイケアに通所中の石井さんが、千葉県男子代表（シングルス）として出場することとなりました。

2019年度の千葉県大会を優勝したことによる、代表選出です。

卓球は、精神障害の部以外にも、身体障害・知的障害の各部がありますが、その3障害で千葉県代表選手団が結成されています。

その千葉県代表選手団での合同練習会が、先日千葉市で開催されました。

石井さんは選手として、デイケアスタッフの私はコーチとして、参加して来ました。

練習会は10時からの開催で、午前は主に基礎練習、午後は試合形式練習で、15時過ぎまで行なわれました。

午前の練習の様子です。

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石井さんはカットマンなので、主にカット打ちの練習を行ないます。

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女性選手も合同で練習します。

めちゃくちゃ強いです。

午後の試合形式での練習の様子です。

千葉大の卓球部員が練習相手として来ていただけました。

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千葉市役所の卓球部からも練習相手として来ていただけました。

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いろんな選手とひたすら試合を繰り返します。

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石井さんはカットマンですが、たまに攻撃もします。

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途中に短時間の休憩や昼休憩も入りましたが、5時間超の長丁場の練習会で、さすがに最後は石井さんはバテていました。

私は精神障害を持つ方とは関わりが日常的にありますが、身体障害や知的障害を持つ方の卓球のレベルは、今まで見て来た精神障害を持つ方の卓球のレベルとは比べ物にならないくらい高く、日頃なら出会うことのない新たな世界を味わう、新鮮な体験でした。

石井さんは、10月に全国大会で6日間の遠征に行きますが、それも日頃なら出会うことのない新たな世界を味わう、新鮮な体験となるでしょう。

精神障害を持つ方がこのような体験をできること自体がリカバリーのひとつであると考え、精神科デイケアでは支援者は支援をしています。

精神科デイケア　アミーゴ

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