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精神科デイケア“アミーゴ”では、毎週木曜午後にスポーツプログラム“スポ魂(すぽこん)”が行なわれています。
スポ魂では、ここ数年はソフトバレーボールに絞って行なわれてきました。
ただ、現在の日本は新型コロナウイルス感染症が流行しており、ソフトバレーボールでは身体的距離が近くなるということ、同じボールを複数人で触ること、という感染リスクが高まることが生じるため、ここ数カ月は従来のような体育館での練習は休止しています。
代わりに、院内の比較的大きい部屋や、病院の庭、病院の周辺を使ってできることを行なっています。
主に、
・ウォーキング
・筋トレ
・直上トス(ひとりでボールをトスし続ける練習)
・バレーボールに関するVTR視聴
をこれまで行なってきました。
今週の木曜は雨だったため、院内でできることを行ないました。
スポ魂は、その日の練習メニューをメンバー同士で相談して決め、実際に行なっています。
練習メニューを考える役割は、毎回持ち回りで行なっています。
今回の主となるメンバーは、“筋トレ”と“バレーボールに関するVTR視聴”というメニューを組み立てました。
筋トレは、以前メンバーがスタッフに尋ねて印刷してもらった用紙を用いて、この日の主となるメンバーが皆にどのように行なうかひとつひとつ伝えながら行ないました。
筋トレ後は、VTR視聴に移る前に、この日の主となるふたりのメンバーでどの動画が良さそうかとPCで見て選びました。
その後、その動画を実際に皆でVTRを見ました。
バレーボールの技術的なことがレクチャーとして実演されているVTRです。
今回の全てのメニュー終了後には、振り返りのミーティングを行ないました。
スポ魂の終わりにはミーティングは毎回行なわれています。
記録もメンバーが行なっています。
スポ魂では「バレーボールの技術を上げたい」「県大会で優勝したい、」という思いを持ち、それを目標に参加しているメンバーが多くいます。
一方で、「バレーボールに関係なく体力作りをしたい」というメンバーも複数人います。
このように、メンバーが主体となり、自身の描く上記のような目標に、自分達の力で近づいて行く、そのような場を体験する機会となったらよいなとスタッフとしては考え、支援しています。
精神科デイケア“アミーゴ”
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