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精神科デイケア“アミーゴ”では、様々なプログラムが行なわれていますが、先日“プラ板選考会”というプログラムが初めて開催されました。
“プラ板”とは、プラスチックの薄いボードに絵や文字などを描いてオーブンで焼くと、縮んでキーホルダーやアクセサリーのような物が作れるものです。
日頃もプラ板は“創作”のプログラムの中で行なわれていますが、取り組む人は限られています。
今回は“選考会”という形で行なうことで、日頃行なわない人も行なう機会とし、今後プラ板に取り組む人を増やしたい、という意図から、この“選考会”のプログラムが開催されました。
プラ板の作品の作り方は以下の通りです。
プラ板の素材です。
100円ショップでも買えます。
素材を切って下絵に重ね、黒のサインペンで枠線を書きます。
主にポスカで色を塗ります。
オーブントースターで焼きます。
本などに挟んでプレスします。
下げられる紐などをくくりつけて完成です。
今回の選考会は、プラ板で作品を作り、出来た作品を皆で見て、良いと思うものに投票する、という形式でした。
24名の方が参加しました。
得票数4位の方の作品です。
桜餅です。
3位の方の作品は写真を撮り忘れました。。。
1位タイの方の作品です。
ひまわりです。
ハイビスカスです。
今回投票によって上位に入った方にとっては、デイケア内で自身の存在価値を感じるよい“リカバリー”体験になったのでは、とスタッフは感じています。
ただ、それをデイケア内にとどまらず、デイケア外での社会における自身の存在価値を得る体験にのちのちはつなげてくれれば、という願いも、スタッフは抱いています。
また、投票で上位に入らなかった方にとっても、活動に取り組むという体験自体や、「上手く作りたい」などの目標を設定して行動する体験など、“リカバリー”としての様々な体験となってくれていれば、とスタッフは願っています。
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