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こんにちは、作業療法です。
前回の作業療法のプログラムで患者様から「輪投げをしたい」という希望がありました。
その為、今回は久しぶりに輪投げを行いました。
1人10個輪を投げてもらいました。
大きい輪っかが入ると、表示された数字が得点となります。小さい輪っかで入ると、表示された点数の2倍になるルールで行いました。
「小さいのは点数2倍だよ」と声をかけている事もあり、周りで見ている患者様方も楽しそうでした。
患者様方は的に向かって投げており、集中して取り組んでいました。
患者様の中には、点数の記録を役割として行っている方がいました。
ゲームをした人の名前を書き、スタッフに点数を聞いて記録をしていました。
このように、患者様が参加してスタッフから提示された事柄をやってもらう以外に、自主的に手伝いを行うことで役割を持つことができ、社会性の獲得に繋がると思います。
他にも少し落ちている輪っかを拾ってくれたりと、患者様による周囲を配慮した取り組みが見られました。
今回の輪投げは患者様の表情に笑顔もあり、良い気分転換になったと思います。また、患者様に何か役割をもって取り組んでやってもらうことで、他者との関りや協調性を養えると思います。
中には自信がなく、ゲームを拒む患者様もいます。しかし、実際に行ってみると表情に笑顔が見れたりしました。
今後も屋内でのプログラムが多くなります。普段やってないゲームも取り入れて、患者様の日中の活動量が少しでも増えれば良いと思います。
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